JICA、IDB Lab が開催する「オープンイノベーションチャレンジ TSUBASA」の採択企業が決定しましたのでお知らせします。
本チャレンジでは、2023年10月18日より12月15日まで公募が行われ、中南米・カリブ地域のSDGs達成に向けて非常に魅力的なアイデアを有する18社からの応募がありました。
厳正なる審査の結果、9社が採択企業として選定されましたのでご紹介します。
■採択企業一覧
採択コース | 企業名 | 代表者名 | 所在地 | 提案アイデア名 |
Business コース |
株式会社elleThermo | 生方 祥子 | 東京都 | 閉山後の鉱山を電力源に変える: 半導体増感型熱利用発電の実証(アイデアブラッシュアップ枠、※1) |
株式会社エンドファイト | 風岡 俊希 | 東京都 | 植物内生菌による極限環境での高生産な農業・植林の実現 | |
株式会社Koeeru | 長野 草児 | 神奈川県 | 産学官共創SHEP(※2)マーケットプレイス「Mi Mercado Verde」のビジネス化 | |
TYPICA Holdings株式会社 | 後藤 将 | 大阪府 | コーヒー生産の温室効果ガス排出量可視化システムの開発実証及び標準化 (アイデアブラッシュアップ枠、※1) | |
株式会社天地人 | 櫻庭 康人 | 東京都 | 衛星データを活用した水道管の漏水リスク管理業務システム | |
株式会社TOKYO8 GLOBAL | 石田 太平 | 東京都 | 現地生産可能な植物活性剤で農家の収穫増や土壌炭素貯留増を実現(アイデアブラッシュアップ枠、※1) | |
Government コース |
株式会社TOWING(※3) | 西田 宏平 | 愛知県 | バイオ炭向けの微生物培養技術を用いた、土壌再生 |
株式会社バイオーム | 藤木 庄五郎 | 京都府 | スマホアプリ「Biome」を用いた市民参加型の環境生物モニタリング | |
株式会社ピリカ | 小嶌 不二夫 | 東京都 | AI×スマホ×車両を活用した路上散乱ごみの調査・対策事業 |
(※1)採択後、1か月程度のメンタリングを経て、ユースケースやビジネスモデルの方向性が合意されれば、Businessコースでの支援に移行。一方、方向性の合意にいたらない場合は、同メンタリングをもって支援を終了する
(※2)Smallholder Horticulture Empowerment & Promotionの略。JICAが推進する市場志向型農業振興アプローチを指す
(※3)TSUBASA2022採択企業。TSUBASA2022ではBtoBのビジネスモデルが検討されたが、TSUBASA2023ではその検討結果を踏まえたBtoGのビジネスモデルの提案としてGovernmentコースにて採択